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快適AV(072)ライフ

快適なオナニーライフを目指した日々の試行錯誤

ネムルバカは幸せな夢を見るか

何度も読み返すマンガとか本ていうのがあるんだけど、そのうちの一冊がネムルバカというマンガ。
最近は初めて読んだときのように何回も読み返すことはないけど、一年くらいのあいだずっと何度も読み返すくらいに好きだった漫画。

すごい簡単に内容を説明すると、バンド活動に打ち込んでる鯨井ルカと特にやりたいこともない入巣柚美の二人の大学生のダラダラっとした日常のお話。


ネムルバカといえばこのマンガが元で生まれた「駄サイクル」というネットスラングで有名な、ってためしに検索してみたけどぜんぜん浸透してないや。

でもこの駄サイクルという考え方はとてもおもしろいんだよ。
意味はこんな。

駄サイクル1

駄サイクル2



ネムルバカは一話完結の話なんだけど、この駄サイクルが出てくる話はすごく好き。
まずタイトルが「センニチテ」というのがいい。
これは将棋の「千日手」のことだろうけど、これが言われてみればなるほどと思う内容なんだ。

ネムルバカはよく読んでみるとこの「なるほど」思うことが多いマンガで、そこがこのマンガの魅力だと僕は思うよ。

例えば言葉遊びだけど鯨井ルカという名前が動物のクジラ、イルカを続けて書いた名前とか、
タイトルのネムルバカという言葉の意味はそのまんまで「眠る馬鹿」だとか。
小さいことだけどこういうのって気づいたときなんかニヤっとするよね。


あとはこのシーンも好きなんだ。

ネムルバカ01

ネムルバカ02



新しく物事を始めようと思ったときに湧く倦怠感や、未来に対してなんとなく希望が持てない気持ちの原因はこういうことなのかもしれんね。


すごくおもしろいマンガなので、興味持った人はぜひぜひ読んでみてくださいな!





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ダブルスタンダード

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わたしたちが今生きているこの瞬間に、この広い世界の海のどこかでクジラが海面から飛び出しているかもしれないと書いたのは星野道夫でした…。ひとつのあり方に頑なにしがみつくことなく、大きな視野で世界を見ること感じることの大切さをアラスカの大地で孤独に美しい言葉で綴り続けた詩人でした。

1996年8月8クマに襲われて死んでから、早くも16年が経とうとしています。これはたまに読み返したくなる本です。




旅をする木旅をする木
(1995/08)
星野 道夫

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「よーく考えよー、お金は大事だよー♪」

世の中金や!金がすべてや!なんていうように、お金の力って強いですよねー。
そんでお金の力の何よりも強いところって、そのわかりやすさにあると思うんですよ。

そんなわけで今回紹介する本は船戸与一の「虹の谷の五月」って小説です。


この小説はフィリピンのゲリラが出てくるんだけど、彼らはみんな民族主義とか、政治的思想とか、信念とか、そういったものを行動原理として生きているのです。

でも主義や思想ってちょっとわかりにくい。

例えば金を手にしたらどういうものが得られるかっていうのは簡単に想像できるじゃないですか。
うまい飯が食える。
良い姉ちゃんが抱ける。
高い酒が飲める。

こんなふうに本当に、簡単に、想像ができる。

けど主義や思想を貫いた時に得られるものというのは想像がしにくい。
だからこそみんなわかりやすい金の力に流れちゃうわけです。

ゲリラは主義や思想を捨てて金持ちを誘拐するようになる。

女は愛を捨てて男に体を売る。

男は正義を捨てて不正に手を貸す。


それが間違ってるとは思わないし、ある意味では正しいと思うけど、そういった感情とは別に金を得ることじゃないものを行動理念として生きてる人っていうのはカッコイイ!

ひとりで国と戦うゲリラや、金を積まれても不正な投票をしないじいちゃんとかすごくカッコイイ!


そんな感じでお金の力って強いなー、そして金を得ることじゃない理由で戦う人はかっこいいなーとか思った小説でした。



微妙にネタバレなんですけど・・・。
この小説ではお金の力に流されない人たちは結果的にみんな不幸になってしまうんですよ。
なぜならそういう人は少ないから、お金が好きな人たちに仲間はずれにされたり、お金が好きな人に目障りだとたたきつぶさたりしてしまうから。

今の世の中そうなるのは当然だよなーと思ったけど、自然とそう思ってしまうこともまた悲しいなーと思いました。




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今月のおススメ本

歴史ではピサロ率いる少数のスペイン軍がインカ帝国を制服した。その逆は…インカ皇帝アタワルパがマドリッドに侵略してきてスペイン王カルロス1世を捕獲することは…なぜ起こらなかったのか?現在の世界に広がる富とパワーの「地域格差」を生み出したものとは?

1万3000年にわたる人類史のダイナミズムに隠された壮大な謎を、進化生物学、生物地理学、文化人類学、言語学など、広範な最新知見を縦横に駆使して解き明かすピューリッツア賞、国際コスモス賞を受賞した名著の待望の文庫化です。

これも又、かなりおもしろいです。



文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
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(2012/02/02)
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ナッちゃんは嫉妬からも努力できる歪みカワイイ女の子

嫉妬や憎悪や妬みといった感情っていうのはやっぱり人間抱きたくなく、できることなら歓喜や尊敬などといった感情を抱いて生きていきたいですよねー。

そんなわけでこんにちは。
古手井ルヲです。


今回紹介するマンガは鉄風ってマンガです。
内容を超ザックリ説明すると、主人公のナッちゃんこと石堂夏央っていう女子高生が、総合格闘技を行うマンガ。
その主人公のナっちゃんが総合格闘技をなんで始めたかというと、同じ学校の馬渡ゆず子って女の子が楽しそうに総合格闘技をやっていたのを見かけたからという理由なんですよ。

という言葉だけ聞くと「わー、なんだか楽しそうにやってるなー、私もやってみようかなー」という情景を思い浮かべるかと思うんだけど、そうではなく「わー、楽しそうにやっててウザいなー。そうだ、私努力して強くなって、あの子のことを総合格闘技でボコボコにしよう。そんであの子の笑顔を潰してあげよう」というなんともゆがんだ動機で始めたわけです。


そんなナッちゃんが総合格闘技を始めてしばらくたってから、「馬渡さんいい子だと思うけどなぁ」という友達の言葉に答えるシーン。
このシーンがすごく好きなんです。



鉄風1

鉄風2





この主人公のいいなぁと思うのは、自分の感情が嫉妬だとちゃんと認めたうえで、精一杯努力して目標を達成しようとしているところ。

嫉妬などといったマイナスの感情を起点に努力するって、なかなかできないと思うんですよ。
例えもしできたとしても、それはマイナスな感情を他のものだと思い込んだり置き換えたりして努力してると思うんです。

友達が楽しそうでなんかウザいから、その人の笑顔を潰したい。
ここまでなら意地が悪い人だけど、その人の笑顔を潰すためにキツい練習をしたり、その目標に向かって楽しく努力するっていうところまでいくとしてすごいと思う。

最高に性格悪いけど。



嫉妬というマイナスな感情も生きる糧にできるナッちゃんは歪んでるけど、だからこそすごいしかわいい。



あ、あと公式のHPでこの鉄風の1話目見れるみたいなんで興味ある人はよかったら見てみてね。
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000005041




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